時計台の時計機械について

時計機械
時計台の時計機械は、時打重錘振子式四面時計(ときうちじゅうすいふりこしきよんめんとけい)といい、電気や電池を使わずに時を刻み、鐘を鳴らしています。
現在、国内で稼働している塔時計の中で一番古い機械式の塔時計となっています(現在国内で稼働している機械式塔時計は3台)
札幌農学校演武場が建設された1878(明治11)年、時計塔はなく、屋根の上に約1.8m四方の鐘楼が設置されていました。
そこには小さな鐘が吊り下げられ、その鐘を人力で鳴らして始業・終業などを知らせていました。
それを開業式に見た開拓長官黒田清隆が、当時東京にも設置されてきていた時計の設置を命じ、時計の発注は農学校教頭ウィリアムホイラーが注文書を作成しました。
しかし1879(明治12)年に到着した時計は鐘楼に収まる大きさでは無く、開拓使と農学校の間で紆余曲折がありましたが、結果的に既存の鐘楼は廃され、購入した時計機械に合わせて現在の時計塔が建てられました
時計機械は時計台と共に重要文化財にも指定され、また2009(平成21)年には日本機械学校より機械遺産第32号に認定されました。


時計台の時計機械・鐘
時計台の時計機械は、電気や電池も使わず、おもりの下がる力だけで動かす、機械式の振子時計です。
文字板、針もガラスで覆っていなく、外の風雨や雪、吹雪にも負けずに動いています。
このように厳しい自然環境に耐えながら、140年近く札幌の街の発展を見守ってきました。
機械式の時計のため、温度差による振子の伸び縮み、針への風の影響などにより、鐘の鳴る時刻を一定にすることが出来ません。
時計台では鐘の鳴る設定時刻を正時の4秒前(59分56秒)にしており、一応許容範囲は0秒~10秒前以内です。
なぜ4秒前か?と言いますと、4秒前に設定しておくと保守の日(3日ごとのおもり巻上の日)が開いたとしても10秒を超えるようなことは無いですし、遅れる事もありません。
やはり遅れた時計は時報が鳴ってから鐘が鳴り格好が悪いですし、遅刻になってしまいます!!
ですので4秒前にしていますが…現在毎日保守点検していますので4秒前でも早いと感じてしまいます。
ツイッタ-で本日の鐘の鳴る時刻をお知らせしています(休みの日もあります)

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